21グラム/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

21グラム (初回出荷限定価格) [DVD]普通に観る文には面白いし、テーマも深いはずなんだけど、なんとなく新鮮味を感じない。こういう感じの、異なる時間軸をシャッフルして見せて、少しづつ繋がる群像劇って、初めて「パルプ・フィクション」か何かで観た時は面白い!って思ったけど、今時もう全然新鮮じゃないからちょっとダレちゃう。
それに、ショーン・ペンと十字架の入れ墨で「ミスティック・リバー」思い出したし、群像劇っぽい作りと色のトーンとベニチオ・デルトロで「トラフィック」も思いだした。あと、同じ感じのテーマの「heart」って映画思い出した。「heart」よりは、ずっとよく出来てるなって思ったけど。でも「ミスティック・リバー」に比べたら、私的に運命という暗さに深みがないように感じた。
でも、鑑賞後に友達と食事しながら話すには、丁度良い感じかも。