2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十九歳の地図/中上健次

初期の短編集。表題作は、新聞配達の男が脅迫魔になる話。中上健次の書く青年の悶々とした感じは迫力ある。実際にあった事件を元に書いたらしく、犯人の心情とか中上健次の想像力の凄さを感じた。お兄さんが自殺した話は、自分の話を織り交ぜてるのかな。ど…

バンドの練習でした。新曲2曲を集中して練習して、課題がたくさんだけど、少しづつ曲になっていくのが良い感じでした。ライヴに向けて、曲とかもなんとなく決まってきて、楽しみです。曲順も、革新的意見と保守的意見が飛び交った感じで、選択肢があるのは…

ゼブラーマン/三池崇史

宮藤官九郎だなぁという感じの、予想どおりの展開だったけど、面白かった。でも、今まで観たクドカン作品の中で、一番マニアックな気がする。ヒーローのB級な感じが。それにしても、3日で書き上げたというクドカン凄い。鈴木京香の衣装も凄い。あと、悪い…

お友達の家に行ってDVD観たり、また別の友達とゴハン食べたりした。 今日は、新しくさとくんに借りた緑のギターを使って練習したんだけど、弾きにくすぎる。。。座って弾く文にはなんとかなるけど、立って弾くと、ネックの太さと弦高と重心に悩まされ、結…

サル/葉山陽一郎

実はこの映画、劇場で観たのだけど、後半の10分くらい怖くて目をつぶってしまった。 治験という医療ボランティアの話なんだけど、薬の臨床実験って題材は面白そうなのにイマイチ楽しめなかったし、治験のイメージダウンじゃないかななんて思った。水橋研二…

いつも同じ生活で特に書くこともないなぁ。私の生活は、24時間の中に仕事とバンドと映画と読書が割合だけを変えて、繰り返されてる感じだ。私的には楽しいんだけど、日記にすると地味だ。そうそう、ヘアワックスCMの伊勢谷友介が格好良い。この前さとくん…

パークライフ/吉田修一

芥川賞作品。日比谷公園を舞台にした話。「長崎乱楽坂」は、すごい中上健次って感じだったけど、この作品は、村上春樹か長嶋有っぽい。一見現代的な感じだけど、昔の感じも大事にしてて、わりと脱力系な感じ。読みやすくて、あんまり芥川賞って感じはしなか…

今日はバンドの練習でした。まいちゃんは体調不良でお休み。日記を読んでも調子悪いみたいなこと書いてあって心配。さとくんも精神的に不調なようで、みんなそういう時期なのかな。私はまあ元気です。基本的に私は常に元気です。声もデカいです。楽に生きて…

しりとり竜王戦/虎の門

まず、渡辺鐘さんの優勝嬉しい。千原Jrは決勝とかそういう試合に弱いと思う。でも、二丁目ファンとして、一番決勝で観たい組み合わせだったから嬉しかった。 あと、矢作さん面白い。ダイナマイト関西では小木さんが面白かったし、やっぱりおぎやはぎのセン…

昨日ははりきって仕事してました。あとは、虎の門の「しりとり竜王戦」を観てました。 今日はさとくんちで音源を録音。私の下手なギターの録音中に地震。棚の上から謎の部品みたいな物が落ちてきて、二人でマジで怯えまくりで大騒ぎ。その後、脱力してたら余…

くりいむレモン/山下敦弘

邦画界の脱力系の新星山下敦弘の新作。昔あったエロアニメの実写化らしい。 血の繋がらない兄妹の恋愛話。今までの山下敦弘からは考えられないくらいシリアスだった。今までの絶妙な気まずさが好きだったからこの作品は私的には微妙かも。水橋研二は素敵だっ…

今日は一日中家にいました。読書の一日でした。

バット男/クリオネプロデュース

舞城王太郎の原作の舞台化。ある会社員の男は、上司にいじめられてる同僚の姿を見て、バット男を思い出す。バット男とはいつもバットを持っていながらバットを使わないために、周りから殴られっぱなしで、しまいには殺されてしまった男のこと。舞台は、会社…

仕事と、夜は演劇を観ました。寒いし台風はもういいよって感じ。そういえばお風呂で読める本が発売したらしい。普通の本でもお風呂で読んでて、落としたこともないし、ページがくっついたこともないから、わざわざ買おうとは思わない。入浴剤はたくさんある…

恋の門/松尾スズキ

石で漫画を書く変な男と、コスプレ好きで同人誌を書いてる女の子のラブストーリー。 主役の二人のオタクっぽい設定が良い。オタクって素敵って思えた。キャラもだけど、展開も笑える。同じ大人計画だからか、やっぱり宮藤官九郎作品に似てる印象。でも、クド…

ここ最近は仕事したり映画観たりライヴ行ったりしてました。 今日はバンドの練習でした。ちゃんとコードを押さえる練習をたくさんしたけど、やっぱり慣れないコードはキレイに鳴ってないから頑張ろう。

ナインソウルズ/豊田利晃

9人の男が脱走する話。最近この映画のサントラのdipのCDをよく聴くんだけど、音楽が素晴らしい。映画は普通という感じだった。前半は良いシーンがたくさんあるのだけど、後半が微妙というか。9人って多いなと思った。友達が豊田利晃監督は年上の演出が苦手…

今日は仕事。仕事の合間に友達からDVDを返してもらうために会った。音楽のこととか私生活のこととかいろんな話をした。タワレコに寄ったらIN-HIが試聴器に入ってた! ところで、前の日記に書いた森達也監督の「放送禁止歌」に出てた山平和彦さん亡くなっ…

花とアリス/岩井俊二

少女が好きな人に、記憶喪失になったと思いこませて、「先輩、私と付き合ってたんだよ?忘れちゃったの?」と、騙す話。 この前観た「スウィングガールズ」も可愛かったけど、この映画の蒼井優と鈴木杏も相当かわいい。顔が特別に可愛いというという訳でもな…

下北沢に友達のライヴを観に行った。さとくんが体調と気分が悪いとかで行けなくなっちゃって、一人で行くことになってなんとなく緊張。下北沢のエラってライヴハウスに行ったんだけど、広いし音がキレイ。友達のバンドも良かった。フワフワしてる感じ。 化粧…

新しい神様/土屋豊

元いじめられっ子でキャバ嬢で右翼バンドのボーカル雨宮処凛のドキュメント。 雨宮処凛は、自分が受けたいじめの原因は今の日本全体にあると思って、天皇制の民族主義を信じる女性。といっても、根っから民族主義だとか右翼だとかいうのではなく、バンドの追…

昨日は仕事の一日でした。今日は昼に仕事して、夜はライヴ。青木くんを含む4人で高円寺ギアへ。またIN-HIです。やっぱりパワーとセンスあるバンドは好きです。新しいアルバムが好きなんだけど、新曲は意外と少なかった。 帰りに青木くんが、MTRとギター…

グッバイ、レーニン!/ヴォルフガング・ベッカー

東西冷戦時代の分裂していた東ドイツのある家庭の話。社会主義者の母親は、息子が統一デモ行進に参加しているのを見て、ショックで心臓発作で倒れる。 ドイツが統一してから、母親が目覚めるのだけど、少しのショックが命取りと医者に言われる。息子たちは、…

今日は10年に一度の大型台風だと聞いて、予定を取りやめて、家でおとなしく本読んだりビデオ観たりしてました。だけど、何だか台風そんなに凄くなくて拍子抜けだった。

父、帰る/アンドレイ・ズビャギンツェフ

タルコフスキーの再来と聞いて観てきました。ある兄弟の元に12年ぶりにお父さんが帰ってきて、気まずい空気のまま旅行する話。映像は確かにタルコフスキーに影響受けた監督という感じがした。ただ、テーマとしては隠喩として神だとか宗教だとかがあるんだ…

昨日は1日仕事でした。今日は、ネットで知り合った方に本をもらいに行きました。読みたかった本をたくさんいただいて、しかもゴハンまでご馳走していただいて、映画の話も本の話も出来るし、嬉しすぎでした。すごい人をほめるタイプの人で(人をほめるのが好…

不倫中の海人/IN-HI

それぞれの曲が個性的で飽きない感じ。沖縄だなぁという感じながらも、テンポは速めで聴きやすい。ラップっぽいの多くて、私は本当はラップとか苦手だけど、これは大丈夫だった。IN-HIは何枚か持ってるけど、友達に最初に聴いてもらうのに良さそうな感じでし…

今日はお休みだったので、図書館とか読書とかビデオとかいろいろしました。本は、中上健次とか読んで、その流れで借りた永山則夫の著書とかも読んで、ビデオはたまたま図書館にあったから「青春の殺人者」とか観て、偶然だけど青年犯罪者特集みたいな日でし…

ラブ&ポップ/庵野秀明

援助交際デビューを試みる女子高生の話。嫌な嫌な気持ちになる映画だった。ハンディカムの映像が生々しいし、思春期の特有のコンプレックスからくる負のパワーがみなぎってる感じ。ただ、浅野忠信のキャラはリアリティなくて、特に説教は興ざめした。 ストー…

新宿LOFTにIN-HIのライヴに行きました。私が今まで行ったIN-HIのライヴの中で一番良かった気がする。不思議なセンスを持ってるバンドだと改めて思った。 あとは、読書とかビデオ鑑賞とか洗濯とかしました。