ロスト・イン・トランスレーション／ソフィア・コッポラ

好きな雰囲気の映画。いつも見ている東京が、巨大な遊び場として撮られてて、何だか愛しく感じられた。話はわかりやすくて、もしこの作品を男性が撮ったとしたら、私はちょっとキモく感じてたような気がするけど、女性監督だったからか、ロマンティックさがスマートで良かった。スカーレット・ヨハンソンのふてくされた感じの表情が可愛いし、ビル・マーレーは渋いのに滑稽なキャラが上手い。
楽しくて切なくて、はっぴいえんどの曲も映画にも合ってて良かった。