ボーイズ・ドント・クライ/キンバリー・ピアース

ボーイズ・ドント・クライ [DVD]性同一性障害の女性の話。実際にあった話らしい。この映画の主人公は、タイトルの通り、男としてなめられないように、涙をこらえて虚勢はって生きてるように見える。その辺りの青臭さと、性としては女同士でも、中身は純粋な恋愛が良かった。ラストは残酷すぎるけど。
この時代ほどじゃないにしても、まだ性同一性障害には偏見があるから、誰にも言えずに悩んでる人多いんだろうな。前に徹子の部屋で、性同一性障害競艇の選手が出てたけど、やっぱり大変だったと話してた。自分の心と身体の性が一致しないってどんな感じなんだろう。同性愛とは違うんだってこの映画を観て分かった。ヒラリー・スワンクの役づくり凄い。