死ぬまでにしたい10のこと/イザベル・コヘット

初めて付き合った男性と結婚して、子どもも二人出産し、幸せな生活をしてた二十代の女性が余命宣告される話。
彼女は喫茶店で死ぬまでにすることリストを作る。それが母である彼女と女である彼女が共存してて、何とも生々しい。
人間は誰しもいつ死ぬかわかんないんだから、やりたいことはやっておいた方がいいなと思う。私が今、余命宣告されたら、その時間にもよるけど、みんなに忘れられないように、みんなと遊んだりみんなに手紙書くなり音楽作るなり、いろんな人と思い出を作ろうとするかも。
映画鑑賞とか読書とかの受ける方の趣味も少しはするだろうけど、受ける方の趣味はまだしばらくは生きるだろうなと思ってやってることなのかもなと思った。