フレンチなしあわせのみつけ方/イヴァン・アタル

3組のカップルと、それをとりまく人たちの話って感じでした。エッチしたり、ケンカしたり、浮気したり。確か、この映画の主演のシャルロット・ゲンズブールイヴァン・アタルは実際の夫婦。ほんとにあんな感じなのかしらというくらいリアルな家庭って感じ。でも、たぶん本当はもの凄い信頼関係があるから、こんなストーリーの映画を夫婦で撮れるんだろうなって思った。でも、男同士で家庭が面倒くさいと話すシーンは、実際にそういう話したことあるでしょ?と感じるくらいリアルだったし、シャルロットが相当心広いのかなと思った。確かに、セルジュ・ゲンズブールに小さい頃からあんな映画撮られてたら、男という生き物に理解がありそうなんて考えたりした。ラストは、逆にリアルじゃなかったんだけど、監督の女性に対する見方なのかなと思った。でも、ちょっとしたケンカから、ふざけでバカ騒ぎしながら、調味料をかけあう夫婦の姿の素敵さで救われた気がした。あれやりたい。片付けが大変そうだけど。