神に選ばれし無敵の男/ヴェルナー・ヘルツォーク

神に選ばれし無敵の男 [DVD]神とか無敵とか、タイトル(邦題)が胡散臭いなぁと思って観てたら、その胡散臭さと向き合うような感じの映画だった。ティム・ロスの演技は迫力あって、この映画の思惑を表現するのに適役だったと思う。普通に騙された。感動作ではあるのだけど、いくつか凄く奇妙なシーンがあって、そのシーンが印象的で、普通の感動作というのとは一味違った感じがした。泣いたには泣いたけど、何か変だよって思いながら泣ける感じ。カニが蜘蛛みたいで気持ち悪い。