大日本人/松本人志

私の好みじゃないんじゃないかなーと思いながら、気になっていたので観てきました。周りの多くの人に「よく観ようと思うよね」って言われたけど、それは、私が松本人志の大ファンとかじゃなく、普通に好きーというくらいだから、なんの抵抗もなく観に行けたのかなと思った。松本人志好きな方は、「多分つまらないだろうけど、本当につまらなかったらショックだから観に行きたくない」と言ってる方がわりといるようです。
映画は、やっぱり私には理解不能でした。最初の方の不穏な雰囲気は、興奮して観られたのだけど、途中飽きてしまいました。ラストもよく分からなかった。たぶん、日本とアメリカが協力して戦った(日本はアメリカに助けられてる)ということなのだろうけど。
知人が、原作、脚本、監督を全部同じ人がやると、駄作になる可能性が高いというようなことを言っていたのだけど、この映画も、監督、脚本、主演が同じ人だから、世界が濃すぎるのかなと思った。だから、この映画は賛否両論みたいだけど、松本人志の世界を自分の中にも持ってる人はハマれて、あんまりその世界がわかんない人はとことんついていけないんじゃないかななんて思いました。

私のように美しい娘/フランソワ・トリュフォー

私のように美しい娘〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選12〕 [DVD]トリュフォーの映画はベルイマンの映画の次くらいに図書館にたくさん置いてるので、ビデオで楽しく観てます。誰が何と言おうとベルイマントリュフォーも好き。
この映画は普通に面白かったけど、何より主人公の悲愴感のなさが私はかなり好きだった。
逆境に負けないたくましい女も凄いかもしれないけど、可哀想な状況でも同情したくならないくらいバカっぽいけど魔性の女という方が、実は格好良い気がする。男性は逆の感覚の人の方が多そう。

また久しぶりの日記。
5月のライブに来ていただいた方、ありがとうございました。
6月もライブやります。新しいドラマーと新曲2曲を迎えてのライブです。
今日もスタジオに入ったけど、いろいろ新しいことをしていくのが最近は本当に楽しくて、私テンション高いっぽいです。
本当はもっと日記書きたいけど、何か習慣づいてないからか、気がつくと前の日記から一ヶ月以上たってるというパターンになってしまう。
自分のノートに書いてる日記は毎日欠かさないのだけど。

素粒子/

世の中には嫌な気持ちになる映画って凄くたくさんあるけど、そういう映画って何のために存在するんだろう?とか考えながら観てしまって、何だか冷めて観てる自分がいたんだけど、ラスト近く急に泣けてきてビックリした。(続きは後で)

ライヴ決まりましたー!ホームページに載ってる通り5月2日です。6月にもやる予定です。詳細は後ほど。
今日は活動的な1日にしようと、実家に帰り、選挙に行って、映画を観て、お買い物。その後バイトでした。
3キロ以上は歩きました。実は私の中でライヴに向けて第3次ダイエットブームです。もちろん中身(音楽)も頑張って磨いていますが、外身もスマートになりたいし、身体も音楽もデトックスな感じで頑張ってみたいなと思っています。
科学的根拠はないらしいけど、とりあえずゲルマニウムの入浴剤を買ってみた。

松ヶ根乱射事件/山下敦弘

雪の田舎町で事件が起きるという前情報から、「ファーゴ」っぽいのかなとか思ったけど、何だか観てる途中から、ずっと「どですかでん」を思い出してた。
ちょっと笑っちゃうんだけど、妙に居たたまれないものを見た気持ちになる感じ。
山下敦弘監督の映画って、こういう人いるいるー!ってキャラがよく出てくると思うけど、具体的に誰かって言われると出てこない。もしかしたら、私なのかもとか思うと、私も周りから見たらこんなに滑稽に見えるのかなとか思って、ちょっと嫌な気持ちになるけど、人間がみんな滑稽なら私も滑稽で良いかなとか思った。