インディヴィジュアル・プロジェクション/阿部和重

インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫)シブヤ系作家と言われるのが納得できる感じの小説。渋谷の映写技師のスパイアクションっぽい話。オシャレでスマートで映画的。でも、内容だとか文体だとかは、随所に凄い生々しいまでの男らしさが感じられた。阿部和重は、映画の評論も面白いし、顔も格好良いし、結構好き。