変身/ワレーリィ・フォーキン

あの有名なカフカの朝起きたら巨大な虫になっちゃう小説の映画化。映画では、CGで巨大な虫とかじゃなくて、人間が人間の形のまま虫のように部屋を這い回ってた。壁とか天井とかもペタペタ。この役者の演技凄い。ほんと虫っぽい。
家族や訪問者が虫を見て驚くシーンとかスローモーションの演出に笑いそうになった。でも、家族に嫌がられてるのは切ない。けど有り得ないよって思うから可笑しい。
カフカって読んだことないんだけど、「海辺のカフカ」とか面白かったし、中上健次のエッセイにも面白い評論が書いてあったし、読みたいなと思った。