エターナル・サンシャイン/ミシェル・ゴンドリー

エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション [DVD]ヤバい。超好き。チャーリー・カウフマンという脚本家は、何かの中で遊ぶみたいな話が多い気がする。「マルコビッチの穴」はマルコビッチに入る話だし、「アダプテーション」は劇中劇みたいな話だし、「ヒューマン・ネイチャー」は、観てないから分からないけど。この映画は、失恋した時に好きな人の記憶を消してくれる会社があって、その記憶をめぐる話というかそんな感じなのだけど、人間の脳味噌が入れ物で、記憶の中で動き回ってる感じが凄い面白い。大人のドラえもんみたい。私も、人に記憶の中に入ってみたい。ラストが凄く好き。もう、こんな恋愛、素敵すぎる。それ以外も、群像劇と言うほどではないかもだけど一人一人にドラマがあったり、構成が凝ってたり(日本の某ミステリー小説に似てた)、主人公の女性の髪の色をはじめ映像がポップな色でオシャレだったり、見どころ満載という印象でした。