アイデン＆ティティ／田口トモロヲ

この前銀杏BOYZを観てきたから、なんとなくこの映画を思い出した。バンド系青春映画。クドカンの脚本だけど、かなり原作に忠実に書いたらしい。
銀杏BOYZのライブは正直なところイマイチだったのだけど、この映画の峯田和伸は凄く魅力的だったと思う。中村獅童も大森南朋もマギーも麻生久美子も良かった。いろんな葛藤とかコンプレックスとか孤独感とか万能感とか青春映画を観たなぁという感じがした。結構好き。ちょっと物足りなくもあったけど。バンドなんだから、もっと悶々としててもいいじゃんって思った。あと、この映画に出てくるバンドの曲があんまり好きな感じじゃない。エンディングのボブ・ディランが素晴らしかった。