ベルリン、 僕らの革命/ハンス・ワインガルトナー

ドイツ統一くらいの時代の話かなと勝手に想像してたら、今の時代の話でした。でも、それがリアルだったかも。最初の方に「なぜ今の時代は学生運動が起きないか。あの当時失敗したものは、今だって上手くいくはずがない」みたいな台詞があるんだけど、その感覚はめちゃめちゃ分かるなぁって思う。親の世代で、今の若い者は無気力だとか言う人もいるけど、日本の歴史的にしょうがないんだよなんて思う。諦めてしまうというか。どうせ無理って感じというか。あんまり良いことじゃないと思うけど。でも、この、映画の主人公たちみたいに革命を考えてるのも、あんまり良いことじゃないと思うけど。