知識人99人の死に方/荒俣宏

今日オフ会で年上の女性の方と話してて、死に関する話をいろいろと聞いて、この本を思い出した。
タイトルの通り作家など99人の死に際のエピソードが書かれてる本。最期にしっかり言葉を遺してる人ってわりと多いのだなと知った。心臓が一度とまって、また動いて、一言のこしてまた死んだとか、月並みな言い方だけど生命って不思議だ。
寺山修司は、もともと好きだけど、エピソード読んで本当に凄い人なんだなぁって思った。あと、永井荷風森茉莉のエピソードは印象的だった。
正直私は死を身近には感じてない。でも、本当はいつ来るか分からない死のために、私が今できることは何なんだろうと考えさせられる本だった。